「ハーマイオニー黒人キャスティング」から考える「想像力」の大切さとその育み方

昨年末にハリーポッターの19年後を描いた続編が、

舞台として制作されることが発表されましたね!!9

その中で特に話題になったのが、

ハーマイオニーというキャラクターが、白人から黒人に変わっていたことでしたびっくり

映画では白人の女の子でしたから驚くのも無理のない話ですが、

これに対し原作者は、

「茶色い瞳、もじゃもじゃヘア、そしてとてもクレバーであること。

白い肌とは明示していないわ。ローリングはブラック・ハーマイオニーが大好きよ」

とコメントしたそうです。

人種差別だという感情的批判に反応するのではなく、

また、文章と想像力で表現される原作book.

はっきり映像で示されてしまう映画版Movieでは

性質に違いがあることにハッと気づかされる、素敵な応対だったと思いますきらきら!!

確かに小説版ではそうなんですよねaya

固定観念や印象って本当に怖いです汗

映像と文章の違いは、こんなところにこんな形で現れるのかと思ったのですが、

そこであらためて、映像や文章にとっての想像力の違いと、

文章から想像力を育む方法を整理してみましたshokopon

まず映像というのは基本的に、

見ているものが皆同じであると感じる(感じてしまう)メディアです。

また正しいものを正しく見ていると錯覚しやすい特性もあります。

厳密には網膜を通して脳内で映像化されるものの形も色も人それぞれ異なるのですが、

物語の大筋や動きなどは他人と共有や共感できる部分は比較的多いと言えます目

これに対して文章が中心の本等の書物ノートは、

書かれてある文章は明らかに誰が見ても同じ文字なのですが、

そこからイメージするものは、皆何一つ同じものはありません。

ハーマイオニーは、映画化によって白人のこういう子だろうとイメージが固定されただけで、

小説版を読んでいた人たちにとっては、

もっと違うハーマイオニーが、読んだ人の分だけ存在していたはずですよね想像

本を読んでいる時、私たちは、そこに出てくる登場人物や場面や状況を

一つ一つ文字や表現を手掛かりに、

自分のこれまでの経験とそこから育んできたものから想像して、

本の内容を把握し、自分のものにしていくのです。

頭の中で想像するのは映像的ですが、

本に書かれていることを読み取り映像を想像するために用いるものは文字、そして言葉です。

その物語のある一場面を想像するために、

そこに綴られた言葉の一つ一つを想像し、

それらをの文脈や表現を関連づけた集合体として、

一つの場面が脳内に映し出されるのです。

だから、その言葉から意味を的確に捉えること、

そしてより豊かに想像力を働かせることが、本をより深く味わい、

自分だけのものにする方法であると言えるでしょう。

本を読むということは、想像力という“眼”を養い、脳の思考力を強く深くしてくれます。

映像には映像の素晴らしさがあるので単純に比較することは出来ませんが、

「想像力」に関しては、

脳内では本の方がより多くのことを機能的組織的に使う必要があるはずです。

またそこに読書の価値や楽しさがあるのではないでしょうか。

だから、

たまるを何冊読んだとか、

たくさん文字が書かれている分厚い本を読んだとか、

どういう本を読んだから頭がいいとか、

あるいは漢字をたくさん読めるとか、

そういったことは、読書の本質にとってはあまり関係のないことであるとも言えます。

自分の読書から得られるものをより豊かにするために、量から質に転化したり、

字が読めることが読書を進ませることにはなるかも知れませんが、

それよりも大事なことは、

作者や著者と、あるいは書かれた内容との“対話”や想像によって

その本と、そして本と対話する自分自身をどれだけ豊かに味わったか

そのことのほうが、本人の人生にとっても、よほど有益であると思います。

本を読んで、笑ったり、感動したりできることは、

とても人間的で、感情豊かで素敵なことだと思います。

まだ言葉の意味をきちんと把握していない子供赤ちゃんであっても、

脳の中では、なんとか今読んでいるものを自分のものにしよう、と、

想像力が凄まじい成長を続けています。

目に見えにくくても、五感はフルに活動しているのです読書

あるとき急に、語彙が豊富になったり、表現が豊かになるのは、

そうした想像的作業の蓄積が、何かをきっかけにして、まるで本の中で言葉が、

登場人物や状況や文脈を一つのまとまりにして物語の一場面が出来上がるかのように、

その子の脳の中で、いろんなものが繋がったからではないでしょうかお~ビックリマーク2

読み聞かせをする際も、それが好きなのかどうか、

いつ好きになるのかは本人にしかわかりませんが、

まだ反応が薄いように見えても、

簡単に諦めてしまわず、また逆に無理矢理聞かせるのでもなく、

子供の脳で起きていることを、精一杯想像して、一緒に楽しんで読んであげて下さいYonda?heart

今はまだその子の脳にとって、

物語の冒頭部分に触れているに過ぎないのかも知れません。

そのうち物語が進み、登場人物のことを理解し、楽しそうな世界が見えてくると、

自分から楽しもう、楽しいところへ行こうとしますクマ

そして、だからこそ余計に読書体験が楽しくなり、

読書と想像力は、両方の質がともに良くなっていくように回転していきます。

それは立派な「自立」であり、また「個性」であるとも言えます。

個性というと、何らかの特技や目立つことを思い浮かべるかも知れませんが、

そうではなく、この世の中の物事や自分自身の、

見方、向き合い方の“色や種類や特性”のことではないでしょうか。

つまり、本来私たち一人一人が、

生まれて生きて何かを経験し想像し感じること自体が個性を深めるものであり、

読書は、その個性を、より深く、豊かに、はっきりと見出してくれるものなのです。

読書は、他人の失敗や経験やそこから得たものを、

同じようなことをしなくても体験できる貴重なものであると言われますが全くその通りです。

これからはますます創造力が必要な時代になっていきますが、

その創造力も、想像と思考と行動の積み重ねから生まれるものです。

創造力豊かな自分だけの人生を、自立的に歩めるようになるためにも、

想像力豊かな読書を目一杯楽しんで下さいね白熊

読書

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