今日の漢字「石」(2016年8月2日)

石

<セキ・シャク・コク・いし・いわ>
→読み方のポイントは、こちらをご覧下さい。
※学年別漢字配当表 1年生

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「石」の字は、崖から転がり落ちた石を表しています。

「一石二鳥」
「石の上にも三年」
といった熟語や諺がありますね。

国家「君が代」の歌詞にも「さざれ石」という言葉が出てきます。

君が代は
千代に八千代に
さざれ石の巌となりて
苔のむすまで

さざれ石とは、細石とも書き、細かい小さな石のこと、
あるいはそれが集まってできた石のことを言います。

石がくっつくの?と思いますが、
ある種の石は、雨や水の影響で、くっつく成分が染み出し、
石と石の隙間に入り込むことで、長い年月をかけて結合するそうです。

あるいは、石自体にそういう成分がなくても、
石と石が密集したところに、石を凝結する成分が入り込んだりして
一つの石になることもあります。

これが「巌となりて」ということですね。

いずれにしても、鍾乳洞などと同じで、大変な年月がかかります。

「君が代」は、そこから苔がむすまでですから、さらに長い年月のことなのでしょう。
「君が代」はまさに千代に八千代に(千年、八千年という意味ですが、
ここでは、恒久とも言える長い年月のことと解釈したほうがいいでしょう)
平和な世を祈るということですね。

石はこのように、大昔から、世界各地のあらゆる文明で、
永遠や、様々な願いや祈りの象徴でもありました。

ピラミッドも、どうやって運んだのかいまだにはっきりしないほど、大きな石を積み上げてできています。

イースター島に代表される巨石文明、モアイ像などもそうです。

日本でも、石は、お墓だけでなく、仏像、御神体などにもなっています。

お墓や、何かの記念、意志を掲げたものは、石で出来たものが多いですね。

また、宝石のように、美しく輝くものも多く、これも古くから、人々の心を魅了し続けています。

子供たちも、小さな石を見つけては、じっと見つめることが多いですよね。

形や触感を楽しんだり、模様が不思議だったり、放り投げて割れたりするのを試してみたり。

石は、人にとってとても身近でありながら、不思議な関係や存在でもあり続けています。

石は生命のない、無機物とされていますが、そのような分類をされたのは、19世紀頃になってからで、それまでは、植物や動物とともに取り扱われ、分類されていたそうです。
と言っても生き物かそうでないかではなく、そもそも「生命」という定義や分類が、まだまだ曖昧なままでした。

なんとなく、自然界にあるものの中で、動物でもないし、植物でもないものという形で取り扱われていたのしょうか。
現代とは全く異なる感覚で、自然界を見ていたことは間違いないですね。

石は何も語りませんが、
その石に、力や、美や、意味を感じてきた人間の想像力と感性は、素晴らしいですね。
ただの石を、どう見るか?
こういうところにも、人間らしさというものはあります。

なんだ、ただの石かとぞんざいに扱うか、
何か神秘的なものを感じて思いを込めて扱うか、
こういうことに使えるんじゃないかと何か物を作ってみたりするか。

相手が何も言わない、単純なものだからこそ、
そこに向き合うその人の個性や感性や思考が問われるんだと思います。

物質であり意志を持たない「石」と、
見えない精神的なものであり意識の塊である「意志や意思」が、
日本語では同じ発音になっているのも、不思議な感じがしますし、もしかしたら、昔の日本人は、そういうものを感じ取って、同音異義語になっていったのかも知れませんね。

夏休みもあっという間に8月に入りました。
お盆を過ぎるとさらにあっという間もなく過ぎてしまいますよ!叫び
”一石二鳥”で要領よくやれることは知恵を働かせて進め、
”石の上にも三年”・・・も夏休みはありませんが、じっくりとしっかりと、日々コツコツと続けていかないといけないものは、この諺を”意思”に刻み込んで、毎日生き生きと過ごして下さいね。

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子供の頃、歴史や戦国武将の本などを読んでいると、加賀百万石みたいに
石高(こくだか)が書いてあることがあって、
「なぜ石で表すんだろう?」
「そういえば石がお金になっているところもあったから、
日本もそれに似たことがあったのかな?」
と不思議に思っていた時期がありました。
百万個も石もらっても困りますよねガーン
いわゆるお給料の単位になぜ「石」が用いられたかは、
歴史的文化的な経緯があると思いますが、
言葉や文字が何を表すかは、
時代背景や、人々の意識によって移り変わっていきます。
「水は低きに流れる」そして「覆水盆に返らず」
一度低下してしまった言葉への感覚は、なかなか元には戻りません。
玉石混淆という言葉もあります。
言葉に関してはそうであってはいけません。
状況や場面に合わせた区別分別があると思うんですね。
楽しく言葉遊びをする状況と、(現在)正しい、美しい(とされている)
言葉を使うべき場面。
心や意思を表現するのが言葉ですし、また言葉が心に影響し反映されます。
一方で、難しい顔をして、怒りや憎しみまで込めて、これを従わせようとする
心や言葉では、品性や知性を欠きますし、それでは人の意識は変わらないと
思うことも少なくありません。
ポケモンGOへの対応でも、ユーモアと知恵と優しさを感じるものが、
たくさんありました。
こうなるとちゃんと言うことを聞きたくなったり、意味を理解するのが、
人の心や生理的なものなんですね。
子供に対しても、滅多には怒らないで、考えや教えを伝えられるような、
知恵と寛容さと時機を大切にした、躾や教育や子育てでありたいものです。
石の上にも三年ですよ目

凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹

※学年や年齢に関わらず、大人と同じように読んであげて下さい。
繰り返しや、いろんな場面で目や耳にしていくことで、
いつの間にか読めるようになります。
(学年別漢字配当表の内容や学年は変更になることがあります。)

※読み、意味、語源、成り立ち、画数等は諸説あります。
また、字体やコンピュータフォントの表示の関係で、字が異なる場合があります。
必要に応じて、より正確な辞典等をご参照下さい。

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