今日の漢字「葉」(2016年8月4日)

葉

<ヨウ・は>
→読み方のポイントは、こちらをご覧下さい。
※学年別漢字配当表 3年生

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八月は、旧暦で葉月(はづき)と言います。
子供の頃は、夏は緑が生い茂っているからそう呼ぶと勘違いしていました。
旧暦で言うと落葉の頃で、そこから名前をつけられたとも言われていますが、
諸説あり、はっきりとしたことはわかっていません。

さて、「葉」親しみを込めて「葉っぱ」とも言いますねクローバー
身近にある自然であり、子供はすぐに興味を示し、ちぎったり観察したりして遊んだりいます。

普段あまり意識していませんが、お茶も、チャノキの葉や茎を加工しているものですよね。

観葉植物も、家の中や、店舗などに置かれていることが、すっかり当たり前のようになりました。
実際、部屋に一つでもあると、雰囲気も和み、落ち着き、でも生き生きした感じになりますキラキラ

子供たちなら、笹舟を小川などで流して競争したり、葉っぱ遊びも面白いですよね船

自然に五感で触れることは、とっても大切です。
子供のうちに、それを習慣にして、自然を忘れないようにしておけば、
心身に無理をしたり、没頭しすぎて我を忘れるようなこともありません。

機械やITが発達し、身近になればなるほど、少し意図的に、緑や自然に触れる機会も増やしたいものですねニコニコパー

そして何より、私たちが使っているこの「言葉」も「葉」ですねビックリマーク
なぜ「葉」が使われるようになったのかは、諸説ありますが、有力なのは、
「言」+「端」で、もともとは「言」が「事」と同じ発音であり、
「事」は「事実」にもなりうる、昔は大変重要な、時に命にも関わる重みを持つものでしたので、これに「端」、口の端から出た簡単なものですよと言う意味を加えて軽くしようとしたのではないかと考えられていますリサイクル

「ことば」は時代とともに変遷しており、万葉集では、「言葉」、「言羽」、「辞」の三つが使われており、ここでも「羽」などに、軽いという意味合いを持たせたい意図が感じられます。
枕草子では、「詞」が使われており、徒然草では、「言葉」となりました。
また、古今和歌集でも、
「やまと歌は ひとの心を種として よろづの言の葉とぞなれりける」
に代表されるように、「葉」は、たくさんの意味や豊かさを象徴するものとして用いられています。
このように徐々に変化しながら、現在のように「言葉」が定着したようですあし
一方で今でも、祝詞や、祝辞のように、何かの儀式や特別意味のある行事などでは、
言葉よりも、違うものが用いられていますよね。

昔は、言葉は、とても大切に扱われてきました。
理由は色々ありますが、特に、言葉を一つ間違えたりすると命に関わることが多かったんですね。
呪いが信じられていたり、伝聞で殺されてしまうこともありましたから、
例えば自分の名前なども、なかなか明かさなかったと言われています。

また、日本は言霊信仰の国ですから、言葉には魂や神が宿るとも考えていました。
この考え方は現代においても決して間違いとは言えず、例えば最近の脳科学などでは、言葉が脳に与える影響について詳しく研究されています。
一例を挙げますと、周りの環境や状況から、五感を介してその人にとっての認識を決定する時に、言葉が意識に影響します。

乱暴で粗雑な言葉を使って自分の意識に働きかければ、同じ事実や物事に直面した時でも、
美しく穏やかで明るい言葉を使っている時より、悲観的で攻撃的な事実として受け止めてしまいます。
それがその人にとっての事実であり、現実となるわけです。

まさに言葉が現実を作るのです。
”言葉”が”事実”になる。
“葉”から”実”になり、”言”は”事”になるのです。
昔から、
「軽口を叩いてはいけない」
「汚い言葉を使ってはいけない」
「悪い言葉は自分にかえってくる」
等と教えられてきたと思いますが、それは本当にその通りなんです。

相手を憎いと思って、悪い言葉を使うと、脳は、誰に言っているかなんて判別できませんから、ただ事実としてその憎しみをインプットしてしまいます。
そうして、自分の心の中に憎しみが宿っていきます。
そうなると、憎しみを土台にした発想や言動になっていくんですね。

だから、子供の頃から、できるだけ、美しい言葉、温かい言葉、
穏やかな言葉を使うように心がけてあげて頂きたいのです。

言葉遣いが、その子の性格や思考、言動、そして人生を決定づけます。

言葉の乱れや誤用といった表面的なことよりも、
どんな感情を込めてどんな言葉を選んで使うのか、
そのことの方が現代においてはもっともっと深刻で重要です。

幼少期から、美しい言葉に触れて、体感的に知っておかなければ、
必要な時に、それを選択して使うこともできません。
また、幼少期が最も吸収し定着しやすいのです。

だからといって深刻に、必死になって覚えこませる必要はありません。
見本や手本となる親御さん自身が、美しく温かく穏やかな心で、
自然と心地よい言葉を使って生活をしていくのが、何よりです。

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言葉は逆に、態度や心境からも影響を受けます。
夏休みに気が緩み過ぎて、なぜかイライラしてくると、言葉も乱れやすくなります。
そんな時は、こちらが感情的になって、キツい言葉で怒っても100%逆効果です。
普段の生活の中に、いい言葉遣いや態度を交えて、落ち着かせてあげてください。

そうして徐々に促すようにして、けじめや決まりをつけてあげると、
子供も自然に心や態度をコントロールできるようになってきますよ。

植物の葉は、太陽の光を受けて、栄養素を作り出し、美しい花を咲かせ、そして立派な実を実らせます。

人の心も全く同じ。
昔の人は感覚と経験でそれを知っていたのかも知れませんね。

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丁寧な言葉で思い出したのですが、
「ざます」
「あそばせ」
などは、漫画等で少し揶揄したように用いられていることが多いのですが、
実際に今でも使っている人はいるのでしょうか。
「あそばせ」は本当に昔は丁寧な言葉だったようで、
「ざます」は「ございます」が鈍ったというかそのように聞こえる
ようですから、発音の問題かも知れませんね。

言葉は常に流動しており、変遷していきますから、
間違いと断言するには、どこの時代のどこで使われていた言葉を
正しいとするかという基準の問題もあると思います。
そこを抜きにして、今正しいと思われていることのみを基準にして、
盲目的かつ感情的に批判していると、足元をすくわれて恥をかくことに
なりかねません。
冷静で、広い視野で、深く物事を考えるということを忘れてはならないと
思います。
文法的なものももちろん大切ではありますが、使う人と相手、お互いに、
思いやりや気遣いなどが心地よく伝わる言葉を選択できるということが
一番と思います。
時と場合と関係性をきちんと選択できることですね。

凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹

※学年や年齢に関わらず、大人と同じように読んであげて下さい。
繰り返しや、いろんな場面で目や耳にしていくことで、
いつの間にか読めるようになります。
(学年別漢字配当表の内容や学年は変更になることがあります。)

※読み、意味、語源、成り立ち、画数等は諸説あります。
また、字体やコンピュータフォントの表示の関係で、字が異なる場合があります。
必要に応じて、より正確な辞典等をご参照下さい。

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